アンケートでレクリエーションの幅を広げる

日中に介護ケアを実施するデイサービスは、入浴、食事、レクリエーションの3本柱となっており、食事とレクリエーションは、介護事業所の個性が出るコンテンツと言えます。

レクリエーションの数は多岐に渡っていて、事業所が独自に考案したプログラムに関しては、ボーリングや的当て用のボードやピンなどを作って利用者に楽しんでもらいます。利用者が楽しむためには、チームを作って得点を競ってもらったり、スタッフが一緒に参加して盛り上がるといった工夫も必要です。レクリエーションに関わる全てのスタッフが笑顔で参加するのが基本なので、日頃からスタッフ同士のコミュニケーションを積極的に図っておきましょう。

レクリエーションの時間は、昼食後の1時間弱程度行うのが理想的であり、利用者の肉体的疲労が無いようにプログラムを考える事が大事です。介護度が、3や4になってくると筋力が衰えてゲームに参加しにくくなりますが、そのような利用者の場合は、スタッフが近くに寄り添う事を忘れないようにしましょう。

デイサービスレクリエーションの注意点としては、毎回似たような中身で実施すると飽きや不満の原因になってしまう事から、日替わりで中身を変えていく事が大切です。良いレクリエーションの案が浮かばない場合は、利用者からアンケートを取る事も大事であり、そこから利用者がしたい事、楽しみたい事がわかるので、行き詰った場合はアンケートをしてみるといいでしょう。